2019年1月8日(火)にレスリングの吉田沙保里選手(36歳)が引退を表明したことが世間を賑わせていますね。
これだけ皆さんから愛され親しまれた選手は中々いないのではないかと思います。
そんな吉田沙保里選手の苦悩が話題を読んでいますが、一体どんな苦悩だったのか?そして引退を表明した本当の理由や、これから指導者になっていく吉田選手。
コーチには向いていないとの声もあり、それは何故なのか・・・を見ていきたいと思います!
吉田沙保里選手の苦悩とは
吉田沙保里選手の苦悩とは・・・
それはレスリングでオリンピック3連覇をし最強となるには計り知れない苦悩や努力があるのは当然ですよね。
2016年リオデジャネイロ五輪の時には、母親に「これが最後だから」と口にしたそうです。
リオ五輪の前の年の世界選手権から「試合前の緊張が、本当に嫌」だと母親に言うようになったようで、試合後も「怖かった」と繰り返すようになったそうです。
いつも笑顔の吉田沙保里選手からは想像出来ませんが、身体を張る競技なだけに不安も募っていくのは当たり前の感情だと思います。
きっと、吉田選手もこのころから、ずっと考えていたのでしょうね。
そしてもう一つ今回話題となっている苦悩とは・・
吉田選手らしいこの引退表明をするにあたっての苦悩だったようです。
吉田沙保里苦悩の引退表明?
今回、現役を引退すると表明した吉田選手ですが、
ヤフーニュースによると
「引退って、言わなければいけないの?」と引退を表明するにはためらいがあったようです。
その理由としては、
ダルビッシュの妻となった山本聖子もテレビで見る機会が増えた浜口京子も、実は、現役引退宣言はしていない。
3歳から始めて生きることと分かちがたく結びついたレスリングを、なぜ、わざわざ引退すると言わなければならないのか。
引用元:ヤフーニュース
と悩んでいたようです。
確かに、今後コーチとしてレスリングにずっと関わっていくと思うと引退という言葉は使いたくなかったのかもしれませんね。
それでも、引退を表明したのは女子レスリングの象徴する存在となり何らかの宣言をしなければならないと悩み考えた結果だったようです。
1月10日に引退会見が開かれる予定ですが、そこでさらに引退した理由などきちんと皆さんに報告があるのではないかと思います。
吉田選手らしいですね。お世話になった方々へきちんと会見を開き自分の口から説明をしようと決断したのでしょう。
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吉田沙保里苦悩コーチには不向きな理由
吉田選手がコーチには向いていないと周りの親しい方は言っているようです。
その理由は「吉田選手が優しすぎるから」
なんとなくわかるような気がしますね~
自分に対して厳しく追い込んだ練習をすることはできるが、人に厳しくすることができない。冷徹な指導者になるには、優しすぎるらしい。
引用元:ヤフーニュース
と言われていますが・・・
その一方で吉田選手にしか出来ないこともあると!
いつもどんなに厳しい練習でも「しんどい!!!」と言いながら笑って練習をやり他の選手も笑いながら練習の強度をあげるというのが日本合宿での恒例の光景だったようです。
本当に周りの選手にも知らず知らずのうちに、安心感や楽しくレスリングをして心の支えになっていたのだと思いますね(^^♪
昨年のアジア大会で女子レスリングが金メダル0個という結果に終わった後に、何が足りなかったのか。
その1つに明るく笑いながら練習することが挙げられたようです。
つい私も娘のスポーツに眉間にしわを寄せて怒ってしまいますが楽しく好きなスポーツを練習することも結果に繋がるんですね。
コーチとなった吉田沙保里選手しか出来ないこととは・・・
どんなに厳しい練習でも笑って強度をあげる!という事。
厳しい練習と優しさを交えながら、金メダルを取れるほどの選手を生み出してくれることを期待したいですね!
まとめ
今回の記事では、吉田沙保里選手の苦悩とは・・について簡単にまとめてみましたが
引退を宣言しなければならないのか?や、笑いながらでも辛い練習を乗り越え強い選手になっていく。
吉田選手らしいなぁと思います。
それでも、リオ五輪の後の金メダルを逃した時に日本中の皆さんに「金メダルを取れなくて本当にごめんなさい」と言っていた姿はずっと心に残りますね。自分の事よりも応援してくれた方々のために、本当にあんなに涙を流して謝ることが出来る吉田選手。
本当に33年間お疲れさまでした!